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2004年10月29日

神無月二十九日に詠める歌

人の世の生々しさを消す如く枯れ草色に染まりゆく岸

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Fall0410

娘を駅まで車で送った帰り、あまり天気がいいので、久しぶりに小貝側の岸辺に降りてみた。

旺盛に繁っていた草の緑は、だんだんと枯れ草色に置き換えられていく。

今年の夏から秋にかけては、いろいろな災害が見舞われる生々しい季節だった。今なお、地震の被害に苦しむ人がいる。

中越は既に初冬の厳しさに晒されている。それに比べると、関東の秋は優しい。何かをさせてもらわなければならないという気がする。

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