神無月六日に詠める歌
かの草に罪はなけれど少しばかり憎らしセイタカアワダチソウ
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三日半ぶりの晴天になった。我が家の裏を流れる小川が、久しぶりに空の色を映している。
先日の雑草除去で刈り残してしまったらしいセイタカアワダチソウが見る間に伸びて、今年も目立ち始めた。
この草に非はないが、なぜか憎らしげに思われてしまう。別にこの草のアレルギーでもないので、それほどまでに嫌う必要はないのだが、てっぺんがちょっと毒々しい黄色で、固まって我が物顔に咲くところが、あまり可愛くない。
バブルの地上げブームの頃は、金網に囲まれた都心の空き地にまで生えていた。あの時の悪印象が続いているのかもしれない。
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