霜月十六日に詠める歌
日溜りに共感と言ふほどもなく野良猫はただ目を細め合ふ
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常磐線取手駅の西口に、私がひそかkに 「キャット・アレイ」 と呼ぶ道がある。日本語で言えば 「猫横丁」 といったところか。
細い坂道に沿って、野良猫がたくさん住んでいるのだ。近所の人は糞尿被害に悩まされているらしく、猫に餌をやるのを控えるように呼びかける札が張ってあったりする。しかし、そんなものはどこ吹く風で、ビニール袋一杯の餌を持参して野良猫たちに与えている人が何人かいるようだ。
そんなに猫が好きなら、自分で飼えばいいのにとも思うのだが、そこまでの責任は負いたくないらしい。動物愛護の精神と、勝手な無責任さが渾然一体となっている。
今朝も日溜りで野良猫が集まって日向ぼっこをしていた。
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