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2004年11月30日

霜月三十日に詠める歌

クリスマスは伝統行事となりにけりツリーに下がる短冊みれば

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Xmastree1

街にクリスマスツリーが目立っている。有明の TFT ビルのロビーにも、3本のクリスマスツリーが立った。

ここのクリスマスツリーは、毎年願い事をかいたカードをぶら下げるという趣向である。なんだか七夕じみているが、まぁ、いいだろう。

今日で霜月も終わり、明日からは師走になる。

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2004年11月29日

霜月二十九日に詠める歌

玉砂利に散れるもみぢ葉風吹けば一枚(ひとひら)のみが裏返りたり

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Leaves.jpg小春日和が続いている。今年は台風の塩害のためというが、あまり見事な紅葉にならない。

神社のもみじも、赤く色づいてはいるが、あまり見事な色ではない。玉砂利の上に散った葉も、ほとんどは妙に縮れてしまっている。塩害で細胞が破壊されたためらしい。

しかし、中には綺麗な形を留めたまま散った葉もある。風が吹くと、見事に裏返ったりするのがうれしい。他の縮れた葉は、ただごそごそと転がるだけだ。

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2004年11月28日

霜月二十八日に詠める歌

週末も小春日和の土手なればさぞ暗からむ出羽路の空は

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koharu.jpg先週までの天気予報では、週末から崩れるということだったが、日曜の朝になっても小春日和が続いている。

我が家の裏の土手を、犬の散歩をさせる人が朝からひっきりなしに行きすぎる。

関東が天気ということは、我が故郷ではどんよりとした空ということだ。先週に帰郷したときは、めずらしく晴れ間ものぞいていたが、いよいよ出羽路は冬に突入というところだろう。

田舎にいる両親の体が冷えないことを祈る。

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2004年11月27日

霜月二十七日に詠める歌

木枯らしは 「竹や竿竹」 の売り声も風下に向け吹き飛ばすらし

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saodake.jpg木枯らしが吹いている。時々家が揺れるほどの風になる。

朝からずっと竿竹売りのスピーカーの声が聞こえていた。遠くから長い時間をかけて、だんだんと近づいて来る。かなり近くまで来たと思ったら、すぐ近くを通り過ぎるところだった。

そして、通り過ぎたと思ったら、急に売り声が小さくなった。ずいぶんのんびりしたスピードで、まだその辺りにいるのが見えるのに、気にならなくなった。

風下に行くと、売り声も小さくなるようだ。なんだか新しい発見をしたような気がした。

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2004年11月26日

霜月二十六日に詠める歌

川幅は細り来たりて両岸の尾花は光り冬の陽を呼ぶ

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susuki.jpg農業用水を貯めておく小貝川の岡堰も、川幅がどんどんせまくなった。来年の田植え時になるまでは、川底の大部分が露出する。

両岸でススキが風に揺れ、光っている。ススキの穂は本当に綺麗に光り輝くものだ。

どんどん冬に近づいている。川岸の草に朝露が光っている。この露も、だんだんと霜に変わっていくのだろう。

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2004年11月25日

霜月二十五日に詠める歌

秋の夜のホームページのカウンターただ廻りたり何事もなく

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pc.jpg今月の十日に、私の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 が、6万ヒットを越えた。

キリ番プレゼントとして、和歌を捧げることにしていたので、連絡待ちをしていたのだが、二週間経過して、ついに時間切れということにさせていただいた。今回も、一見さんが無意識に踏んでしまったようだ。

以前はキリ番を踏むのは常連さんがほとんどだったのだが、最近はアクセスが増えてしまったので、何回か連続でうやむやになってしまった。狙っていた常連さんには済まないことである。

というわけで、だいぶ遅くなってしまったのだが、今回も記念の和歌を 「捧げ先知らず」 で詠ませていただいた。

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2004年11月24日

霜月二十四日に詠める歌

動かざる秋の小川のほど中を藁くずのみが流れ去るなり

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river.jpg昨日からいい天気である。週末までは穏やかに晴れるそうだ。

我が家の裏手を流れる小川も、まるで止まっているように見える。時までが一緒に止まっているような気がするときがあるが、小さな藁くずだけはゆっくりと流れているのに気付く。

関東の秋もゆっくりと深まりつつある。

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2004年11月23日

霜月二十三日に詠める歌

みちのくの空の青きの細り来て柿のみ赤く極まりゐたり

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kaki2.jpg昨日は昼頃に酒田を発って、夜遅くに筑波の里に戻った。途中、月山越えをして、山形から米沢を通り、福島を抜けて帰ってきた。

みちのくの秋は深まりつつある。たまたま穏やかに晴れてはいたが、青空の面積は雲に阻まれてだんだんと小さくなってきている。

米沢のあたりでは、道の両側にずらりと柿が干されていた。多分、売り物にするものだろう。

まだ木になっている柿は、真っ赤に熟してそこだけが別世界のような鮮やかさだ。あの赤い実が消えると、東北は無彩色の冬になる。

今日は新嘗祭。

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2004年11月22日

霜月二十二日に詠める歌

峠より垣間見らるる斜面には雲に隠れて白雪積もる

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gassan.jpg酒田に行くときの月山越え街道は日が暮れてしまっていたが、帰りは真昼だったので、景色がよく見えた。

下界からは雲に覆われてよく見えないのだが、峠越えの際には、雲に隠れていた斜面が垣間見られる。いつの間にか、新しい雪が積もっているのだった。

もう 11月である。冬支度の季節である。今度酒田に行くときは、自動車ではなく、JR を使うことになるだろう。

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2004年11月21日

霜月二十一日に詠める歌

松茂る高みに立ちて見ゆるもの見えざるもののすべてふるさと

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kokyu.jpg酒田には 「光丘」 と名の付く地名や施設が多い。私の出た小学校は 「光ケ丘小学校」 と言ったが、今は統廃合でなくなってしまった。「光ケ丘」 という地名は、今でもあるはずだ。

これは、古の大地主、本間家の三代目、本間光丘 (みつおか) にちなんでいる。なんでも、庄内砂丘の防砂林を整備した大功労者ということだ。その彼を祭った神社が 「光丘神社 (こうきゅうじんじゃ)」 で、本間家寄贈の古文書を集めたのが 「光丘文庫 (こうきゅうぶんこ)」 である。幼い頃は、高級な神社のそばにある高級な文庫だと思っていた。

光丘神社のある日和山公園に生える松の多くは、北西の季節風に耐えて、斜めに立っている。松の大木の陰から見下ろす酒田の街は、依然とはかなり変わってしまっている。

今では見えなくなったものも含めて、そこが私のふるさとである。見えなくなってしまったものの方がずっと大きな意味を持っているかもしれない。

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2004年11月20日

霜月二十日に詠める歌

車では十数秒の道のりに世界詰まりし幼き日々よ

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hiyoriyama.jpg今回の帰郷は少し時間に余裕があるので、子供の頃に過ごした街のあたりに行ってみた。

現在の実家は私にとって 3番目の家で、生まれた家は酒田港から坂を登ったところにあった。確かにここだと思ったところには既に家はなく、駐車場になっていた。奥に生えている木に見覚えがあるような錯覚に陥ったが、考えてみれば 40年以上も前のことだから、同じ木であるはずがない。

以前に徒歩や自転車で行き来していたところを車で通ると、あっというまに行き過ぎてしまうのが少し悲しい。一回りして戻ってきて、幼い頃によく上り下りした石段の上の神社から見下ろすと、港に停泊中の船が見えた。

酒田には観光案内に載せるような名所もあるが、幼い頃の記憶が漂う場所は、決してそんなところではない。なんの変哲もない古びた景色である。

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2004年11月19日

霜月十九日に詠める歌

我を待つ親ありてこそ黒雲の湧く街道をひたすらに行く

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yamagatado.jpg酒田に向かって車を走らせている。山形道を降りて、もうすぐ月山越えの道だ。

山形道の宮城側は谷から雲が湧き上がっていた。秋から冬への変わり目の空だ。奥羽山脈を越えて山形側に降りてくるにしたがって、空はだんだんと優しくなった。

今日から 4日間、療養中の母の世話をすることになる。

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2004年11月18日

霜月十八日に詠める歌

足止めて見惚るるほどの夕焼けも明くれば暗き晩秋の空

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sunset.jpg昨日、関西方面から帰ったばかりだが、今日は昼頃から関西も関東も雨になるという。

昨日はありがたいことに、快晴だった。20年以上、出張先で傘をさしたことがないという 「晴れ男」 記録が、また更新された。

昨日、関東に戻った時は、素晴らしい夕焼けで、足を止めて見とれている人も多くあった。秋の夕焼けは当てにならないというが、本当に今朝はどんよりとした曇り空で、朝から気温は上がらない。だんだんと冬に近づいている。

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2004年11月17日

霜月十七日に詠める歌

人々はエスカレーターの右側に当然に立つここは大阪

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osaka.jpg今、大阪にいる。昨日の昼に神戸に入り、夕方までには仕事を終えて日帰りするつもりだったが、思いのほか長引いて、大阪のビジネスホテルに宿を取った。

これから新幹線で東京に戻ろうとしているのだが、途中でエスカレーターに何度か乗るたびに、「ここは大阪だった」 と再確認することになる。

関東の習慣で、エスカレーターの左側に乗ってしまいがちになるが、ここは大阪なので、立ち止まるときは右側に乗らなければならない。いつもなら、エスカレーターでも歩いて昇るのだが、荷物が重いので、右側で立ち止まる。

それにしても、大阪人はエスカレーターに乗るときだけはとても整然としている。左側に立ち止まって、急ぐ人の道をふさぐようなひとはほとんどいない。いい習慣だ。

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2004年11月16日

霜月十六日に詠める歌

日溜りに共感と言ふほどもなく野良猫はただ目を細め合ふ

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cats.jpg常磐線取手駅の西口に、私がひそかkに 「キャット・アレイ」 と呼ぶ道がある。日本語で言えば 「猫横丁」 といったところか。

細い坂道に沿って、野良猫がたくさん住んでいるのだ。近所の人は糞尿被害に悩まされているらしく、猫に餌をやるのを控えるように呼びかける札が張ってあったりする。しかし、そんなものはどこ吹く風で、ビニール袋一杯の餌を持参して野良猫たちに与えている人が何人かいるようだ。

そんなに猫が好きなら、自分で飼えばいいのにとも思うのだが、そこまでの責任は負いたくないらしい。動物愛護の精神と、勝手な無責任さが渾然一体となっている。

今朝も日溜りで野良猫が集まって日向ぼっこをしていた。

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2004年11月15日

霜月十五日に詠める歌

川幅の一杯に波紋重なりて冷たき雨は夜半より降る

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hamon.jpg夜半から冷たい雨が降り続いている。冬が近づいてきている。

明日は神戸に行かなければならず、その前に仕上げなければならない仕事が目白押しだ。雨の中をでかけて、さっさと切り上げて戻り、またパソコンに向かわなければならない。

風邪を引かないように気を付けよう。

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2004年11月14日

霜月十四日に詠める歌

並木なす銀杏の色づき始めたる一本ごとの異なる自然

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icho.jpg木枯らし1号が吹いて、ようやく街路樹のイチョウが色づき始めた。

しかし、同じ道の並木でも、木によって緑のままだったり黄色に染まり始めたりして、その色はさまざまだ。イチョウなのに一様ではないなどと、くだらない洒落を思いついたりしている。

周囲の建物の様子や道の曲がり具合によって、日のあたり方や風の通り方に微妙な差があるのだろうか。目には見えなくとも、一本ずつ違った自然を受け止めているのだろうか。

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2004年11月13日

霜月十三日に詠める歌

坂東に木枯らし一号吹きし夜の明けて尾花は光り動かず

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kogarashi.jpg関東にも木枯らし一号が吹いたらしい。夜中の 2時頃に、風速 17メートルの北東風が吹いたという。

道理で、夜中過ぎから寒くなったような気がしていた。これで、ようやく関東も冬である。昨年よりは 4日早いという。夜が明けると、雲は多いがからりとした晴天だ。木枯らしは収まったとはいえ、まだやや強い。

ただ、今年は雪国の中越であんなことになってしまったので、暖冬になればいいと思っている。

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2004年11月12日

霜月十二日に詠める歌

連なれる平行移動の白き窓郊外電車は駅に着きたり

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station.jpg和歌ログの更新はできるだけ昼前にするようにしているのだが、今日は朝から所要が重なって、夜になってしまった。

実はこれからさらに予定があって、まだ帰宅していない。取手駅のスターバックスであわただしくモバイルのキーボードを打っている。

めっきりと日が短くなった。取手駅に着いたときは、真夏の感覚で言えば夜の11時ごろの感覚の暗さである。街は今が一番寂しい時期だ。もう少しすると、だんだんジングルベルが響き始め、夜の街は忘年会帰りの人たちで騒がしくなる。

今が一番しみじみした時期である。

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2004年11月11日

霜月十一日に詠める歌

テーブルの上で一日過ごせるは卵の殻のハンプティダンプティ

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egg.jpg今朝起きると、テーブルの上にゆで卵を食べた跡があり、点々の目が描いてあって、口を大きく開けたハンプティダンプティなのだった。

一体誰が作ったのかと思っていたら、夕べ遅く帰ってきた長女が、半熟卵を茹でて食べ終えてから、戯れにサインペンで目を描いておいたらしい。

夕方になっても捨てられずに、テーブルの上で口を開けている。いつになったら捨てられるだろうか。

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2004年11月10日

霜月十日に詠める歌

朝霧の晴れて彼方に残れるは筑波の峰の霞となれり

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mist2.jpg夕べ帰宅する時に、かなりの霧が出ていて、それが朝方まで残っていた。

7時過ぎにはだんだんと晴れ渡ってきたが、それでも遠くの景色は霞んだままだ。

朝出かけようとすると、車のフロントガラスにはびっしりと露が降りている。これがだんだんと凍ってくるようになると、本格的な冬になる。

今日は一日デスクワークだ。

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2004年11月 9日

霜月九日に詠める歌

重たげに頭を垂れる菊の花 酸味おぼえり舌の奥にて

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kiku.jpg裏の空き地に、向かいのご主人が植えてくれた菊の花が咲いている。

黄色の花びらの長目の花で、頭が重く垂れ下がっている。

私の故郷では、よく菊の花を食す。酢を加えて茹でると、香ばしくておいしい。代表的な食用菊は 「もってのほか」 という変わった品種である。「もってのほか」 は紫系の色だったと思うが、黄色の菊もよく食卓に上る。

その酸味の利いた味を思い出してしまった。

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2004年11月 8日

霜月八日に詠める歌

大いなる肉球の如き黒雲を透かしてぞ見ゆいささ秋の陽

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cloud.jpg関東は冷たい北東風が入り、はっきりしない天気になると、ラジオでは言っている。その通りの天気である。

裏を流れる小川の水量が減り、流れもゆったりとしてきた。これからどんどん水が減って、冬に向かう。

空を見上げると、大きな黒雲が広がっている。猫の足の裏の肉球を大きくしたような雲だ。その雲を通して、弱々しくなった秋の日がわずかに見える。明日は昼から晴れるらしい。

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2004年11月 7日

霜月七日に詠める歌

一番によく色づける柿の実をひよどりこそは先についばめ

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kaki.jpg久しぶりに朝から穏やかな晴天である。遠くの景色がまるで春のようにかすんで見える。

隣家の庭で柿の実が見事に熟している。その下を通りかかると、突然枝の先からヒヨドリらしい鳥がバタバタと飛び去った。柿の実をついばんでいたのが、私の足音に驚いて逃げ出したらしい。

見上げると、一番熟して色づいた実を食べていたようだ。鳥もやはり真っ先に食う実を選ぶようだ。食い散らかした実からは、皮の一部が垂れ下がり、所在なげに青空の下に取り残されている。

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2004年11月 6日

霜月六日に詠める歌

機内より富士を望めば世の色は白より出でて蒼 (あお) に極まる

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fuji.jpg昨日、高知から帰ってきた。高知空港では、飛行機の計器不具合とやらで、離陸が約 30分遅れたが、天候に恵まれ、快適なフライトだった。

途中、左手に富士山が見えた。高知からの空路は富士山の間近というわけではないので、かなり遠くに小さく見えただけだが、山頂付近は既に雪に覆われて、いかにも富士山らしいたたずまいだった。やはり富士山は雪があった方がいい。

それにしても、晴れた日のフライトでは、白い雲と雪以外はすべてが青く見える。青のバリエーションである。日本語では緑色も 「青」 と表現することが多いが、確かに、大きな視界では大抵のものは青いのである。

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2004年11月 5日

霜月五日に詠める歌

黒潮の流るる海は東の朝日を浴びて青み増し行く

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kuroshio.jpg昨日ホテルにチェックインしたときは暗くなっていたので気づかなかったが、今朝夜が明けてみると、部屋の窓から太平洋が望まれた。

薄暗いうちは水平線がはっきりしなかったが、日が昇るにつれてだんだんと海らしくなってきた。

桂浜というのは近いのだろうか? 今年は台風上陸が多かったので、テレビのニュースで桂浜に大波が打ち寄せる光景がすっかり有名になってしまった。

今朝は穏やかな海のようだった。

今、空港ロビーで東京行きの登場を待っているところ。あと少しで登場開始となるようだ。

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2004年11月 4日

霜月四日に詠める歌

ひさかたの光にうねる海原に機上よりみる白雲の影

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view.jpg高知空港に向かう飛行機で、今日の和歌ログを更新している。もっとも、飛行機の中からは @nifty に接続できないので、アップロードするのは高知に降りてからになるが。

巣晴らしい天気である。窓際の席を確保できたので、眼下の海がきれいに見える。先ほど伊豆大島の上を飛び越えた。

伊豆七島が点々と並んでいるのがかすかに見える。そして海の上に浮かぶ雲の影が、穏やかにうねる海面に点々と連なっている。

今回の出張も天気に恵まれ、いい旅になりそうだ。

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2004年11月 3日

霜月三日に詠める歌

この年も霜月三日の陽は射せり 中越もこの陽を浴びてあれ

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113.jpg11月 3日は晴れの特異日だそうだ。そういえば、この日に雨が降ったという記憶はあまりない。

年配の人は、「明治節といえば、学校の運動会だったが、雨天中止になったことがない」 などと言っている。

今年も暖かい秋の日が射している。中越の地も暖めて、長雨でゆるんだ地盤も固めてもらいたいものだ。

ニュースでは、被災地も徐々に日常の暮らしを取り戻す作業を開始しているという。しかし、震源地に近い川口村などでは、まだ避難生活が続いている。年寄りが多いだけに、身につまされる。

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2004年11月 2日

霜月二日に詠める歌

朝霧の次第に晴るる中洲には野分に耐へし木の影の見ゆ

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mist.jpg今朝は関東のあちこちで濃い霧が発生したらしい。朝に車で出かけたときも、視界はある程度確保されていたが、遠くはかなりかすんで見えた。

小貝川の橋を渡るとき、堰の中洲に生えた木がようやく見えてくるころだった。夏の頃は葉をいっぱいに茂らせていたが、霧を通してみてもずいぶんすかすかになっているのがわかる。

落葉はまだなので、これはきっと台風で葉が薙ぎ飛ばされたのだろうと思う。川岸の草の多くは薙ぎ倒されて斜めになったままだ。

霧が晴れても、なかなかすっきりした青空は見えてこない。明後日は四国に行くが、その頃には晴れるだろう。

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2004年11月 1日

霜月一日に詠める歌

我は世に果たして何を為しゐるやこの歳も早霜月となる

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cloudy.jpg深刻ぶるつもりは毛頭ないが、11月の声を聞くと、自分は今年、いったい何をしてきたものかと考える。あと 60日で、今年も終わるのである。

災害の多い夏から秋だった。あまりうれしい話題を聞いていない。腹の底から笑ってみたい。

あと 2ヶ月、平成16年はこんな歳であったと、後から思い出せるような歳にしてみたいと思う。

朝から降っていた雨はいつの間にか上がってしまった。今週は晴天が続くという。4日から四国に出張だ。天気はありがたい。

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