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2004年11月14日

霜月十四日に詠める歌

並木なす銀杏の色づき始めたる一本ごとの異なる自然

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Icho0411

木枯らし1号が吹いて、ようやく街路樹のイチョウが色づき始めた。

しかし、同じ道の並木でも、木によって緑のままだったり黄色に染まり始めたりして、その色はさまざまだ。イチョウなのに一様ではないなどと、くだらない洒落を思いついたりしている。

周囲の建物の様子や道の曲がり具合によって、日のあたり方や風の通り方に微妙な差があるのだろうか。目には見えなくとも、一本ずつ違った自然を受け止めているのだろうか。

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