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2004年11月 9日

霜月九日に詠める歌

重たげに頭を垂れる菊の花 酸味おぼえり舌の奥にて

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Kiku0411

裏の空き地に、向かいのご主人が植えてくれた菊の花が咲いている。

黄色の花びらの長目の花で、頭が重く垂れ下がっている。

私の故郷では、よく菊の花を食す。酢を加えて茹でると、香ばしくておいしい。代表的な食用菊は 「もってのほか」 という変わった品種である。「もってのほか」 は紫系の色だったと思うが、黄色の菊もよく食卓に上る。

その酸味の利いた味を思い出してしまった。

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