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2004年12月10日

師走十日に詠める歌

頂の白き部分の小さきを哀しむうちに富士は過ぎたり

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Fuji0412

岐阜県の中津川に出張。名古屋までは新幹線に乗る。

進行方向右側の窓際という富士山を見るには絶好の席が取れていたのだが、出掛けの東京はどんよりと曇っていたので、あまり期待していなかった。しかし、静岡県に入ったあたりから快晴になり、久しぶりで雲に邪魔されないくっきりとした富士山を見ることができた。

それにしても、もう 12月だと言うのに、頂上付近の積雪が呆気ないほど少ない。この季節に、てっぺんがほんの少し白いだけの富士山は、ちょっと奇異な感じがしてしまう。

以前に降った雪も、先日の季節外れの低気圧で南風が吹き込んだため、だいぶ解けてしまったと聞いた。確かに地球は温暖化しているように思われる。

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