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2004年12月31日

平成十六年大つごもりに詠める歌

解け残る大つごもりの雪を載せ春に向きをり車輪梅の葉

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Sharimbai0412

今日は大晦日。平成 16年は、一日も欠かさず歌を詠むことができた。歌の出来はともかくとして、1年健康だった証しである。ありがたいことだ。

昨日は暖かい日が射したが、一昨日降った雪が、まだところどころ解け残っている。我が家のフェンス越しの空き地に、車輪梅 (シャリンバイ) という木が生えていて、その葉の上にもわずかに雪が載っている。

奄美大島では、大島紬の染めにこの車輪梅の木をチップ上にしたものを使う。車輪梅というと、私はあの抜けるような青空を思い出すので、車輪梅に雪はそぐわないような気がしている。その葉は雪を載せながらも、春の方を向いて、照葉樹らしい艶を見せている。

ここ関東では、もしかしたら、この固く解け残った雪の上に、今日もまた新たな雪が積もるかもしれない。

よいお年を。

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投稿: 喜界 | 2005年1月16日 21時37分

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