師走二十日に詠める歌
我が膝はいにしへよりの黒猫の朝の時間の予約席なり
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雲に覆われたせいで、明け方はそれほど冷えなかったが、朝になっても気温が上がらない。
我が家の黒猫は、呼びもしないのにちゃっかりと私の膝の上に乗って暖まろうとしている。仕事の邪魔になるが、邪険にするのも憚られて、そのまま仕事を続ける。
しばらくすると飽きて他に行ってしまうのだが、朝の間だけはまるでずっと昔からの予約席のように、当然のように猫は膝の上でくつろぐ。
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