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2005年2月 9日

如月九日に詠める歌

霜として地に止まらず霧として今朝の大気の水は漂ふ

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090502

今朝の霧は、筑波の地に住んで 20数年の中でも間違いなく三本指に入るものだった。

都心と違い、この辺りは朝に霧が出ることが多いが、ほとんどは 7時半を過ぎた頃から薄くなり、8時頃にはすっかり晴れ渡る。しかし、今日の霧は 9時になっても濃いままで、田んぼの中に道などは、10メートル先が見えないほどだった。

今朝は晴れて風が弱く、しかも大した冷え込みにならなかったので、空気中の水分が、霜となって地面に降りるより霧となって空中を漂うことを選択したもののようだ。春は近い。

霧が出るのは、まだ自然が残っていることの証しである。

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