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2005年3月31日

弥生三十一日に詠める歌

土手際に忘れ去られし組み紐の犬のおもちゃの主を待ちをり

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31

今朝からようやく春らしい陽気になった。青空の下で鳥たちのなく声がひときわにぎやかに聞こえる。

我が家の裏の土手際に、なにやら怪しいモノが捨てられてあると思ったら、組み紐で編んである犬のおもちゃだった。両端を太くして、まるで動物の大腿骨のような形にしてある。

多分、昨日ここでひとしきり遊んだ犬が飽きてしまって放り出したのだろう。しかし、今日になってまた遊びたくなって、探し回っているかもしれない。

またここに散歩に来るだろうから、そのまま残しておいてやろう。

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