卯月十四日に詠める歌
みちのくの桜の蕾弾けたる此の日此の地に来合わせしなり
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朝霧の中を出発して、東北新幹線で仙台に来た。
霧が出るのは久しぶりである。ある程度の湿度があって、夜のうちに雲が晴れなければならない。ちょっと前まではカラカラに湿度が低く、ここ 2〜3日は天気が悪かったから、霧の出ようがなかった。
だから、今朝の霧はようやく春に戻った証拠である。
仙台は今日ちょうど桜の開花宣言が出されたところだった。榴ヶ岡公園の桜がちらほら咲き始めていた。満開にはまだ日がありそうだが、咲き始めの桜もなかなかいいものだ。
仕事を夕刻前に仕上げ、妻の実家に寄って義母の墓参ができた。墓参して初めて、義母の命日だったと気付いた。義母は旧盆の最中、八月十四日に亡くなったのである。たまたまとはいえ、ありがたいことである。
それから、忘れていたが、今日で和歌ログ開始後、五百首目である。
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