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2005年4月23日

卯月二十三日に詠める歌

八重と咲き実のなきよりも山吹の名を知らずして見しぞ悲しき

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050423

桜は散ったが、いろいろな花が一斉に咲き始めた。花の名前に詳しければ、楽しみはひとしおだろう。

ひときわきれいな黄色の八重咲きの花があるので、「これは何という花ですか」 と聞くと、近所の人が 「山吹よ」 と教えてくれた。

一重の山吹は知っていたが、八重咲きのものも山吹の一種とは知らなかった。お恥ずかしい限りだ。

「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」 という歌を思い出した。『後拾遺和歌集』 に収められた兼明親王の歌である。

後に太田道灌がこの歌を知らなかったことを恥じて、武芸のみならず、和歌の道にも励むようになったというのは有名な話だが、作り話という説もあるらしい。

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