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2005年5月12日

皐月十二日に詠める歌

人の血の赤きの赤を塗り重ね浮き立つ闇は屏風絵の赤

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高知での仕事を一段落、今回は高知近郊の赤岡町というところに行ったので、仕事が終わってから 「絵金蔵」 という美術館に行った。

これは、金蔵という絵師の作品を集めたもの。幕末の絵屏風が主体である。

元は土佐藩家老の御用絵師だったが、贋作事件に巻き込まれて城下追放となり、野に下ってからは極彩色の芝居絵を描いた。

浮世絵よりも大きな屏風絵という形式、そして、元は狩野派の絵師であったという本格的な描写力に支えられ、不思議な魅力がある。

とくに 「血赤」 といわれる赤は、闇に通じる暗さと同時に、その闇を浮き立たせる対照的なパワーをも感じさせる。

参照 > 絵金についてのウェブサイト

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