水無月十二日に詠める歌
梅雨空のもとに広がる座禅草悟りし僧は里にあるらむ
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昨日の群馬県赤城山麓への出張の際、珍しい 「ザゼンソウの群生地」 というところに行った。
山麓の道をどんどん車で上っていくと、小さな駐車場があり、そこで車を降りて山道を少し登ると、谷に降りる小道がある。
そこを降りると、渓流に沿って大きなザゼンソウの葉がびっしりと生えている。珍しい景色だ。
雪解けの頃は、こんな大きな葉はなく、ちょうと法衣をまとった僧が座禅を組んでいるように見える花が咲くという。(参照)
葉が大きくなってしまうと、座禅を組んでいた僧はすっかり消えてしまうものらしい。きっと悟りを得て、衆生救済のために里に下ったのだと思うことにしよう。
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コメント
アチコチに出張に行けるお仕事って、羨ましい限り。。。晴れ男も健在のご様子で何よりです(*^^)vそれにしてもザゼンソウ、葉っぱが大きくなって美味しそう?!に見えるのは・・・食いしん坊の萌野だからでしょうか(笑)さて、さて、今度はどちらに出張に行かれます?もう次のお写真をワクワクと楽しみにしています。
確か糸へんのお仕事でしたよね?万が一、直接織ったり染めたりする場所に行く機会があれば、ぜひ!見せて戴けたら嬉しく思いますm(__)m
投稿: 風花萌野 | 2005年6月12日 20時08分
ザゼンソウ、葉っぱだけになると、本当に何かの野菜みたいで、ちょっと異様でありました。
糸偏の仕事とはいえ、産地ばかり訪れるわけではないのですが、物作りの現場に行くことがあったら、載せるように心がけましょう。
投稿: tak | 2005年6月14日 00時50分