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2005年7月27日

文月二十七日に詠める歌

葉の裏の白きを揺らし葦の葉は野分過ぎたる風を受けゐる

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050727

台風は昨日の昼頃の予報よりは東側の進路を辿り、房総半島をかすめて太平洋に抜けていった。

昨日は交通マヒを心配して、上野駅から 4時前の電車に乗って帰ったのだが、常磐線はそれほど乱れずに済んだようだ。

用心しているときというのは得てしてこんなものである。高をくくると痛い目にあったりするが。

今朝は台風一過の青空。昨年は台風はたくさん上陸したが、台風一過の青空というのは案外少なかったように思う。こんな典型的なのは久しぶりだ。

ただ、風はまだ強く、川岸の葦があおられて、普段は下に向けて隠している葉の裏側の白っぽい色を、盛大に見せている。

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