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2005年7月 7日

文月七日に詠める歌

次々と花開きては真白きに夏咲き通す芙蓉の命

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050707

ラジオやテレビを点けると、口を揃えて今日は七夕だと言っているが、梅雨も明けないうちの七夕などあるものかと思っている。

今年の本当の七夕は、来月の 11日。この日が旧暦の 7月 7日である。今年は月遅れの七夕と 4日違いで、案外早めになっている。

例年 8月後半になる年が多いことからすると、今年の夏は短めになるのかもしれない。

小川の土手を散歩すると、昨日は一輪しか咲いていなかった芙蓉の花が、今日は一挙に増えていた。よく見ると、蕾もいくつか大きくなっている。

芙蓉の花は一日で萎み、次々に新しい花が咲くのだという。花の数は日ごとに変わるが、奥に流れるいのちは一つで、自分の命とも一つなのだという気がする。

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