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2005年7月20日

文月二十日に詠める歌

夏の日の濃き影辿るまなざしの彼方に潜む真白き眩暈

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050720

夜明け前にかけて思いがけなく涼しくなったが、昼過ぎからちゃんとした夏の陽気になった。

取手駅近くに借りている駐車場に車を止め、駅に向かう坂道を登る。急坂である。一歩足を踏み出すごとに汗がにじむ。

強い日差しので、視界に映る陰影が濃い。日に当たる部分が白いので、日陰はとても暗く見える。その輪郭が際立つ。

風が凪いでいるので、世界の動きが止まったように見える。太陽のまぶしさに凍り付いてしまったかのようだ。視界の彼方に、真っ白な眩暈が待つ。

幼い頃から、夏は幻視の季節である。

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