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2005年8月19日

葉月十九日に詠める歌

動きなき白き晩夏の一日をとこしへとして鳴き暮らす蝉

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050819

昨日に続いて蝉ネタ。

何しろ、一日 PC に向かって仕事をしていると、冷却ファンの回る音と、蝉の声しか聞こえない。

実際には、あれは声帯から発せられる 「声」 ではなく、摩擦によって生じる 「音」 なんだそうだ。

あの小さい体で、こんな音を鳴り響かせるのだから、大したものである。わずか一週間ほどの地上の暮らしに、命を懸けてこそ出せる音だ。

蝉一匹の一生になんの意義があろうかと疑うのは、道理を知らないものである。宇宙に蝉一匹分の隙間が生じたら、それを埋め合わせるために、その周辺でどれほどの動乱が生じているか、想像してみればいい。

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コメント

昨日はTBさせていただきながら、コメントする間がなく、失礼しました。
蝉時雨、私は大好きです。自然のBGMだと耳障りにならないですね。
セミの幼虫は4年間土の中にいるそうです。地上に出てきてからの生は短いけれど、土の中ではどんな暮らしなのでしょう?

投稿: あくあ | 2005年8月20日 06時28分

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