秋空に達せんとしてスーパーマン電線の隙に身をよじるらむ
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改めて見上げると、日本の空は電線だらけだ。
それは市街地だけではない。我が住まいする郊外の田園地帯でも同じである。
子どもの頃、自分がスーパーマンになって空を飛ぶのを夢想した。しかし、見上げると空は電線がびっしりと張り巡らされている。
これにひっかからないように飛び上がるのは、なかなか大変だと思ったものだ。
今日も汗がしたたり落ちる暑さだが、電線の彼方の空は、もはや秋の空の色に近い。
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