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2005年8月31日

葉月三十一日に詠める歌

洪水の度に頼もしく動きたるポンプも今は廃墟と化しぬ

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我が家のあたりは、昨年までは洪水地帯だった。ちょっと大雨が降ると、道路が冠水して車が通れなくなる。

我が家のあたりはまだいい方で、用水路を隔てた隣の一画は、しょっちゅう床下浸水していた。

ところが、昨年に大規模な遊水池ができると、洪水の心配は一挙になくなった。最近では少々の台風でも枕を高くして眠れる。暮らしやすくなったものだ。

ところで、我が家の裏の小川の土手際には、今でも大型のポンプが据え付けられている。

洪水の際には水門を閉じないと小川から住宅地に水が逆流する。そして、住宅地にたまった雨水を小川に排水するために、ポンプが必要だったのだ。大雨の時には、夜通しこのポンプの稼働を管理していたものだ。

ところが、遊水池が完成して洪水の心配がなくなったために、このポンプは一年以上動いていない。このままでは、多分さび付いて動かなくなってしまうだろう。

身近にある 「廃墟」 である。

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