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2005年8月 1日

葉月一日に詠める歌

トラックか飛行機かまた遠雷か識別拒む夏の聴覚

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050801

朝から暑いというより 「熱い」。焼けるような日射しだ。

昼過ぎからもくもくと入道雲が湧き出し、雷注意報が出た。いつの間にか青空は頭の上だけで、地平線はどこも雲に覆われて暗くなってしまった。

この分では、間違いなく雷雨が来るだろう。その方が涼しくなってくれてありがたい。

裏の土手を散歩すると、時々遠くから腹に響くような音が聞こえる。県道を行くトラックなのか、吹き過ぎる風の音か、どこか雲の中を飛ぶ飛行機か、はたまた遠雷なのか。

夏の陽の下の聴覚は、その識別を拒む。

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