葉月二十日に詠める歌
日昇りて汗のしたたり落つる頃つくつく法師鳴き止みゐたり
============================
三日続けての蝉ネタになる。
今朝方、この夏初めてツクツクホウシの鳴く声を聞いた。我が家のすぐ近くのどこやらの木で、 「オウシツクツク」 としきりに繰り返している。
この特徴のある鳴き声が聞こえれば、夏はそろそろ終わりに近づくものと思っていたが、それから気温が急上昇し始めて、10時を過ぎる頃には、何もしなくても額から汗がぽたぽたと落ちるほどになった。
そして気付いてみると、その頃には、ツクツクホウシはぴたりと鳴き止んでいた。きっと鳴くにはまだ早過ぎると思ったのだろう。「なんだ、まだ真夏じゃないか」 と。
羽化が少しだけ早過ぎたツクツクホウシが、また気合いを入れて鳴き始めるのはいつになるだろうか。
| 固定リンク
コメント