長月十五日に詠める歌
風の日の小川の土手の内側にさざ波もなき世界ありけり
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訂正された天気予報通り、雨は降らないが、昨日までとはうって変わった涼しさだ。
昨日より 8度も低いとあって、我が家の娘たちは 「肌寒い」 と言っている。私も昼過ぎまでは 「涼しくて快適」 と思っていたが、4時過ぎになると、確かに 「肌寒い」 という気がしてきた。
たった一日で、空気の質ががらりと変わってしまった。これからは、いくら何でも、33度とか 34度などという日はないだろう。
我が家の裏を流れる小川も、秋らしくめっきり水量が減ってしまった。風がかなり強いのだが、川面が低くなって土手の風避けに守られているので、波も立っていない。
土手の内側に降りてみると、確かに風がない。土手の上はかなりの風で、草が大きくなびいているのだが、まるで別世界だ。
季節は一日でがらりと変わるし、小さな土手の上と下でも、こんなに世界ががらりと変わる。
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