神無月三十一日に詠める歌
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線香の煙は土曜の人波の髪の隙より虚空に昇る
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朝から神田に行った。用件はすぐに済んだので、その足で神田明神に。
来年は戌年なので、年賀状に使う狛犬の画像を集めている。神田明神の狛犬はなかなか立派なもので、何枚も写真に収めた。
うまいそばを食いたくなったので、そこから歩いて秋葉原に下り、つくばエクスプレスで浅草に出た。この新線の浅草駅は、エスカレーターを昇って地上に出ると、六区のど真ん中近くに出る。地下鉄銀座線の浅草駅とはかなり趣が違う。
伝法院通りを通って仲見世に抜け、まずは浅草寺を参拝。今日は神社仏閣づいている。
土曜日だけあって、かなりの混雑だ。相変わらず、線香の煙を頭に摺りこむ参拝客が多い。みんな、とりあえず頭が良くなりたいようだ。
参拝後にUターンして、久しぶりで並木の藪に行く。浅草に来ると、やはりここになる。
二時近い時分だったが、かなり混んでいて、私が入ってからしばらくすると、外に行列ができ始めたようだ。あまりゆっくりしてもいられない雰囲気なので、ざる二枚に、いつもの超辛口つゆをちょっとだけつけてすすりこみ、早々に引き上る。
夕方からは雨だというので、さっさと家に帰ろう。
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ミニトマト夜来の雨にくるまれて最後の滴未だ落とさず
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昨日に続いて肌寒い天気。昼に食べた温かいうどんがうまかった。
昨日からの雨は昼前には上がり、夕方前には日が照ってきた。しかしもう遅い。空気はまた夜に向かって冷え込んでいく。
我が家の裏の隣の空き地で、向かいのご主人が育てているミニトマトの実が、今頃になって急に増え始めた。
これは誰が植えたわけでもない、自然に生えてきたもので、夏の間も時々少しずつもいで食べたりしていたが、とくに美味しいとか腹に応えるとかいうわけでもない。単なる雰囲気のものだ。
親指の先ほどの実の下に、雨のしずくが、なかなか落ちないで光っている。
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ストーブの灯油の異臭消えて後この秋初のぬくもりとなる
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肌寒い一日が暮れた。昨日の予報通り、冷たい風が吹きっぱなしで朝から気温が一向に上がらず、日が暮れてからは雨が降ってきた。
ベランダに干した洗濯物が乾かず、日が暮れる前に部屋の中に取り込んだ。室内も寒いので、最後の最後の湿り気が、なかなか取れない。
妻が 「今日あたり、ストーブ出してもいいんじゃない?」 と言い出して、ついにこの秋最初の灯油ファンヒーターの出番になった。
久しぶりに点火したので、最初は異臭が出る。それも懐かしいような気がしているうちに、だんだん暖かくなってきた
二階の窓から見える県道は、勤め帰りの車の列がひっきりなしに行き交う。急に冷え込んだので、誰も寄り道をする気にならなかったのだろう。
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轟音と絶叫過ぎて見上ぐれば水道橋のただ青き空
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昼過ぎに後楽園遊園地のそばを通りかかった。平日でもそこそこ客が入っていて、ジェットコースターの轟音が通り過ぎるたびに、悲鳴が聞こえる。
見上げると、観覧車やコースターのレールのほか、数々のが入り組んで、まるでアニメで見る未来都市のようだ。
その彼方に青い空と白い雲、そして白い太陽が輝いている。遊園地というのは、いつでも非日常的な雰囲気に満ち満ちている。
私は、遊園地に欠かせないのは白鳥の湖のメロディで回るメリーゴーランドと、大観覧車だと思っているのだが、最近は 「絶叫マシン」 の方が幅を利かせているようだ。しかし、どうも 30歳を過ぎると、あのスリルは体に堪えてしまって、乗る気になれない。
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岩絵の具塗りたる如き紅の空に確たる富士の影立つ
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昨日の夜中から雷が鳴りっぱなしで、それが止むと曇り空。しかし、昼過ぎからはいい天気になった。
田圃の向こうの西の空は夕焼けに染まり、その中に富士山のシルエットがくっきりと浮かんでいた。
こんなにくっきりと富士山が見えるのは、秋が深まって冬に近づいているということである。そういえば、近頃は日が暮れるとかなり冷えるようになった。
こんなに見事な夕焼けになったということは、朝もいい天気だろうか。Goo のお天気ページを見たら、朝は晴れのち曇りだそうだ。朝は都内数カ所を廻る。お天気はありがたい。
それにしても、ここ数日、夜 十時半を過ぎてからのココログの更新は重すぎるなあ。
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ロードショーと名付けたきなりトラックの大型荷室の横腹の絵よ
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私の本宅サイトのコンテンツが盗作されてしまったという騒動 (参照) と、締め切りの迫る原稿のせいで、危うく和歌を詠むのを忘れてしまうところだった。
めっきりと日が短くなった。夕方の 6時近くになったら、外は真っ暗である。その真っ暗になってから、ちょっと買い物に出かけた。
本日の写真、何だかおわかりだろうか。実は、夜の外出の際に見かけた、停車中の大型トラックである。荷室の横っ腹に、どこやらの朝日だか夕日だかの景色がスーパーリアリズムで描いてある。
まるで、巨大な書き割りである。写真ではわかりにくいが、左側の最後尾のあたりで、男女が二人、なにやら話している。現実離れした不思議さで、まるで映画の一場面のようだった。
これぞ、まさに 「ロードショー」 だと思った。
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過ちて刈り落としたる茎の先ペパーミントは清かに薫る
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台風は急激に弱まって、東の海上に抜けていったらしい。空気がだんだん乾いてきた。
我が家の裏手の土手も、じめじめしていた土が乾いてきて、サンダルで歩いても快適だ。
先日の町内会一斉草刈りで、土手際の雑草もきれいに刈り払われた。さすがに 10月に入ると、次から次に生えてきたりすることもなく、さっぱりしている。
フェンスの近くには、庭から広がったペパーミントが生えている。雑草と一緒に刈ってしまった部分もあって、そこからはミントの香りが立ちのぼる。
ミントやタイムが生えているところには、ヤブ蚊が寄りつきにくいのだそうだ。だんだん増やしていこうと思う。
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シャツ生地を貫く雨は点々と深まる秋を肌に刻みぬ
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日がな一日、降ったり止んだりの雨模様。昨日の夜から急に涼しくなって、着るものが一枚増えた。
台風 20号はまだ南の海にいてゆったりと近づいてきている。どうやら上陸の可能性は低いようだが、天気予報では、明後日までは天気がぐずつくと言っている。
雨は昼頃に一時止んだが、夕刻からまた激しくなってきた。道路の端にできた水溜まりには、雨粒の波紋がいくつもできている。
明日は一日自宅で原稿を書いて、都内に出かけるのは、明後日に延期しようと思う。クローゼットの奥からジャケットを取り出して、ブラシをかけておいた。
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無としたき心は既に無きものをただかりそめに花香りをり
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般若心経では、「色即是空、空即是色」 と説く。形に現れたるものは、空であり、空であるからこそ、形として示されることもある。
要するに 「こだわるな」 ということなのだが、ついこだわってしまうこともある。
心を無にしたいと思って努力しても、既に無いものに 「無」 のレッテルを貼ろうとしても、無駄な努力だ。「心」 をつかまえることなどできないのだから。
「宇宙 (コスモス)」 という名の花は曇り空の下で咲いている。なるほど、宇宙は 「空」 であるからこそ、このような美しさとして示されることもあるわけだ。
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遙かなる海に野分はあるといふ僅かな風に薄揺れゐて
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予報では雨が降るはずだったが、降らずに暮れた。東京都内では 最高気温 26度の真夏日となったらしい。筑波の里も少し蒸し暑かった。
国民年金と国民健康保険の払い込みに出たのが、3時少し前。銀行も JA もタッチの差で店仕舞いしていて、郵便局と町役場 (市役所じゃない) に行かなければならなかった。
国民年金の窓口は町役場、健康保険は郵便局なのだという。えらい手間がかかった。
写真は、帰りがけに北方向の空を取ったもの。南の方角は、すっかり厚い雲に覆われていたが、北はそれほどでもない。動きの襲い台風で、週末の天気はぐずつきそうだ。
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何事もただ飲み込みてさらにまた喉まで見せて口開くる街
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久しぶりに原宿に行った。竹下通りは相変わらずの雑踏。しかし、街の姿はいつ来ても少しずつ変わっている。
原宿や渋谷にあまり足を運ばなくなって、もう10年以上になる。アパレル業界紙の記者をしていた頃は、ほとんど毎日のように足を運び、裏道まで知り尽くしていたのだが、今では様子がかなり変わってしまった。
しかし、この街の基本的な性格はずっと変わらない。小難しいことは一切言わず、ちょっと新し目のものは何でも取り入れてしまう。そしてすぐに飽きて放り出す。
見境も節操も哲学もないが、それが悪いというわけではない。この街のエネルギーは、取り込んでは放り出すという繰り返しそのものにある。
ようやく仕事を追え、10時過ぎに上野発の常磐線に乗っている。この電車と竹下通りは、別の国のようだ。
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椋鳥の群れの鳴き声すさまじく一塊に響く夕暮れ
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近頃、夕刻になると小川の向こうからムクドリのけたたましい鳴き声が響いてくる。
取手駅西口のロータリーのムクドリは以前から問題になっていたが、どうやら、より郊外のこの辺りの農家の屋敷林にまでねぐらを求めて移動してきているようだ。
ムクドリというのは、1羽や 2羽でいるのをみれば可愛らしいのだが、大群になると、そのけたたましい鳴き声で大変な迷惑になる。さらに、ねぐらになった木の下は、大量の糞が落ちて真っ白になる。
これから冬になればどこかに渡っていってしまうだろうが、春になるとまた戻ってくるかも知れない。気の重いことである。
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夜通しの大粒の雨去りたれば緑を映す流れ戻りぬ
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夜中から明け方まで降った雨のおかげで、裏の小川に水量が戻った。
昨日まではほとんど流れない水が、あぶくをつくって淀んでいたが、これで、川面に土手の緑が映るようになった。
草むらではコオロギとスズムシが、ひねもす鳴いている。
そうかと思うと、ムクドリの大群がエサを漁りに押し寄せていて、電線にずらりと並んで止まっては、キュルキュルとうるさく鳴いているところもある。
世間では三連休だそうだが、私は今日の午前中と明日終日は、仕事である。それ以外の時間帯も、原稿を書き進めなければならない仕事があるので、結局休みなしだ。
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日暮れては舗道を濡らす秋雨に小さき傘をさして歩きぬ
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岡山に出張している。先ほどホテルに入ったところ。
昨日の予報では、5日の岡山は 「雨」 ということで、私の 「20数年間、出張先で傘をさしたことがない」 という晴れ男伝説も破られるかと思ったが、昼過ぎに岡山入りしたら曇り空で、雨は降らずに済んだ。
しかし、日が暮れて仕事を終え、ホテルに入ろうとしたときに、小糠雨が降りだし、ちょっとの間だけ、折り畳み傘をさした。
晴れ男記録も、死ぬまで続くわけでもなかろうから、こんなしみじみとした秋雨には、せっかくだから、喜んでお付き合いさせてもらおうということだ。仕事にはまったく支障がなかったから、OK である。
写真は、ホテルのタイ料理レストランの窓際のテーブルから、雨に濡れた道路を撮ったもの。
明日は曇りのち晴れということだ。ありがたい。時間があったら、後楽園を見物させてもらおう。
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小糠雨降りては止むを繰り返す鷺立てる瀬の長き夕暮れ
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降るんだか降らないんだかというお天気で、時々は小糠雨が降っているような、いかにも秋の一日が暮れようとしている。
ほとんど日が射さないので、二時過ぎ頃から夕暮れになったような気がしていた。長い長い夕暮れだった。
明日は岡山に出張だが、Goo の天気予報をみると、インパクトたっぷりの 「傘マーク」 があり、その下に、自信たっぷりそうにただ一言、「雨」 と書いてある。
ほほう、30年近く出張先で傘をさしたことのない私の記録も、ついに破られる時がきたのかもしれないな。しかし、雨は雨で、なかなか風情があるかもしれない。瀬戸内の雨を楽しませてもらおう。
夕方、小貝川の土手を通りかかったら、20羽以上ともみえる白鷺が流れの中に立っていた。よく見ると、長い首を体にぴたりと沿わせて、すっかり休憩モードである。このまま河の中で夜を明かすのだろうか。
写真に収めようとして、堤防から河原に飛び降りたら、そっと降りたつもりなのだが、その音に驚いて、一羽が舞い上がった。さすがに野生である。
白鷺の向こうにいる黒っぽい鳥は、遠くてよくわからない。鴨だろうか。
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草を刈るモーターの音ゆつくりと風の合間に遠ざかり行く
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季節外れの真夏日だった昨日は、夜中になっても妙に暑くて、せっかく出した布団をしまったりしていたが、今朝になってみると、いつもの秋の陽気である。
あたりの空気は、いつ頃に夏から秋に入れ替わったんだろうか。いずれにしても、夜明け前に冷えて目を覚ますということもなかったから、夕べから今朝までかけて、ゆっくりと変化したのだろう。
午前中は、多分昨夜より気温が低い。昨日がこんな天気だったら、だいぶ楽だったのだが。
すすきが風に揺れ、彼岸花の赤とセイタカアワダチソウの黄色が、土手に目立ち始めている。
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彼岸花季節外れの真夏日の夕べに赤し凄まじきまで
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今日は町内自治会の懇親会。30数年ぶりに 「芋煮会」 をやった。
今年は、役員にあたっているので、昨日からいろいろ準備に追われ、午後 4時頃に終わった時にはさすがに疲れが出た。
なにしろ、10月だというのに真夏日になってしまい、炎天下で火の番をしていると、サウナに入っているように汗が噴き出す。こんなに暑い芋煮会は、生まれて初めてだ。
高校を卒業するまで酒田で暮らしていた頃は、この季節、毎週日曜日は芋煮会だった。今週はクラスの芋煮会、来週は部活の芋煮会、その次は親しい友人同士の芋煮会、その次は・・・ という具合。
当時は、寒くはないが、秋を感じさせる涼風の中で、芋煮の火にあたっていると暖かかったという印象がある。少なくとも、こんなにダラダラと汗を流したりはしなかったなあ。
後かたづけも終わり、ようやく日の暮れかけた土手を散歩すると、あちこちに真っ赤な色の彼岸花が咲いている。真夏日の夕暮れの彼岸花は、すさまじいまでに赤い。
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日暮れてはその白き色見る者もなき闇になほ木槿咲きをり
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やれやれ、早いもので、今日から神無月か。今年も、今月を入れてあと三ヶ月である。
今年は町内自治会の役員の順番が回ってきていて、明日の懇親会なんぞの準備とやらで、いろいろ雑事に追われ、日が暮れるまでパソコンの前に座る時間がなかった。
日が暮れるのも早くなり、今日の写真はフラッシュを使って撮った。我が家の裏手のムクゲの花である。
ムクゲは毎日毎日別の花が咲いて、一夏を咲き通すと言われるが、一夏どころではない。秋の気配が深まっても、まだ咲いている。花の数はかなり少なくなったが。
そして、日が暮れてもまだ開いているのである。その下には、明日開く蕾が膨らんでいる。もうすぐ終わる花の季節の、最後の力を振り絞っているようだ。
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