神無月一日に詠める歌
日暮れてはその白き色見る者もなき闇になほ木槿咲きをり
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やれやれ、早いもので、今日から神無月か。今年も、今月を入れてあと三ヶ月である。
今年は町内自治会の役員の順番が回ってきていて、明日の懇親会なんぞの準備とやらで、いろいろ雑事に追われ、日が暮れるまでパソコンの前に座る時間がなかった。
日が暮れるのも早くなり、今日の写真はフラッシュを使って撮った。我が家の裏手のムクゲの花である。
ムクゲは毎日毎日別の花が咲いて、一夏を咲き通すと言われるが、一夏どころではない。秋の気配が深まっても、まだ咲いている。花の数はかなり少なくなったが。
そして、日が暮れてもまだ開いているのである。その下には、明日開く蕾が膨らんでいる。もうすぐ終わる花の季節の、最後の力を振り絞っているようだ。
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