師走十四日の歌
坂東の西北の山越え来たり縁を夕日に燃やす雪雲
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明日は討ち入りの日。とはいえ、以前にも書いたが、元禄十五年十二月十五日は、旧暦でのお話なので、季節感で言えば今の一月中旬から二月頃のことになる。
道理で江戸にも雪が降っていたわけだ。
さて、私は明日から新潟に出張だ。新潟に一泊したら、そのまま郷里の酒田に行き、実家の引っ越しにかかる。
関東も寒い一日だった。ただ、寒いとはいえ、風の通らない日溜まりにいれば、そこそこに暖かい。これが日本海側との大きな違いだ。日本海側の冬には、日溜まりという文字はない。
関東の空をみても、真上は晴れ渡っているが、西と北の方角には、見事な雪雲の片鱗が見える。夕方になると、紅に染まる空と、雲のエッジのコントラストが際立つ。
明日は、あの雲の下に行く。
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コメント
takさん、こんばんは。
新潟は大雪のようですが、takさんが出張に行かれたら晴れるかもしれませんね。
酒田のご出身ですか?
この秋に山形に旅行したのですが、日本海側へは足をのばす余裕がなかったので、残念でした。
お茶ブログ仲間の方も山形人なので、なんだか山形がとっても親しみのある土地になってきました。
投稿: あくあ | 2005年12月14日 21時19分
>takさんが出張に行かれたら晴れるかもしれませんね。
今度ばかりはどうですかね。冷や汗です。
ただ、向こうの雪はサラサラしていて、傘をささずに済むので、「出張先で傘をささない」 というジンクスは破られないかもしれません。
しばらく、日本海側の雪を歌に詠むことになりそうです。
投稿: tak | 2005年12月15日 00時27分
>takさんが出張に行かれたら晴れるかもしれませんね。
なんとまあ、晴れちゃいました ^^;)
詳しくは、15日の歌をご覧ください。
投稿: tak | 2005年12月16日 00時24分