師走十日の歌
陸橋の坂越しに見る冬の陽の沈み行くなり午後三時半
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相変わらず冬晴れ。向こう二週間ほどは寒さが続くそうだ。関東の寒さなんてたかが知れているとは言っても、やはり明け方は冷え込む。
我が家の駐車場は日陰にあるので、フロントウィンドウに降りた霜は、なかなか解けない。
以前、駐車場は鉄骨の屋根つきだったので、ウィンドウに霜が降りることはなかった。しかし、何年か前の大雪の重さに耐えかねて、あえなくつぶれてしまった。ぽっきりと折れた鉄骨の柱を見ると、内部がぼろぼろに錆びてしまっていた。
それ以後、新たな屋根をつけようかどうか迷っているうちに、我が家の車の数が増えてしまって、新たな柱を立てる余裕がなくなり、ずっとそのままになっている。
冬至が間近だから、日がとても短い。午後三時半の陸橋の上から望む日は、既に沈みかけているように見える。
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