師走十五日の歌
冬の日の思ひがけなき青空に越後の山の襞際立てり
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出張で、昼一番で新潟市に入った。
天気予報であれだけ大雪と言われたら、新潟も雪が降っているだろうと、誰だって思う。
ところが、新幹線で越後湯沢を過ぎるあたりになっても、確かに雪景色ではあるのだがが、空は青空だ。
それどころか、新潟市に降り立ったら、雪なんて少しも積もっていない。ご覧の通り、地元の人もびっくりの上天気だった。
手前の川は阿賀野川。彼方に見えるのは、雪をいただいた五頭山と飯豊連峰である。山の頂上あたりだけが、少しだけ雲に覆われている。
新潟市内は、それほど雪の積もらないところだとは思っていたが、これほどとは思わなかった。我ながら、自分の晴れ男ぶりに笑ってしまうほどだった。
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