師走二十八日の歌
皮のみとなりたる柿の枝にありついばみをりし鳥はいづこに
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相変わらず青空と強風の関東である。ということは、庄内の地は相変わらず雪模様なのだろう。
この頃、庄内 Cam で酒田のリアルタイム映像を見るのが日課になってしまった。いつ見ても白い景色である。天気予報のページを見ると、一日中氷点下のようだ。
昨日、妹が酒田から長距離バスで仙台まで行き、そこから東北新幹線で東京に辿り着いたようだ。途中の峠越えでは、ガードレールより高い積雪の上を走り、窓の真下に川が流れるのを見て、ヒヤヒヤしたらしい。
翻って、筑波の里は日が輝いている。
近所の柿の木にはまだ赤い実が付いているように見えるが、近寄ってみると、皮ばかりだ。中の果肉は、鳥たちについばまれてがらんどうである。がらんどうになっているだけでなく、既に萎んで唐辛子みたいになっているのもある。
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