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2006年1月24日

睦月二十四日の歌

雪降れば嬉しく解けてまた嬉し幼なの心我に残るや

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雪の翌日は快晴になったが、筑波の里は思いがけない地吹雪で大わらわだった。

空は晴れても風がとても強かったため、田んぼに積もった雪が地吹雪で飛ばされて、その中を走る道を分厚く覆ってしまったのである。

日中はその表面が解けて、それが日が暮れて凍結したため、かちんかちんのアイスバーンになってしまった。

朝には解けかけていた路面の雪が、あろうことか、夜の帰路には増えて凍っていたのだから、びっくり仰天である。

その雪が今朝も解けずに残っていたので、朝の通勤路はかなり混乱した。自転車通学の中高生たちが、わざわざ凍結したところでブレーキをかけるため、あちこちで転倒している。車も慎重にならざるを得ない。

東京都内でも、日陰ではまだ雪の残っているところがある。まるで、解けるのを嫌がっている風情だ。

子供の頃、初雪が降るととても嬉しかった。それがあっという間に解けてしまうのが惜しい気がしていた。日陰の雪だけがいつまでも解け残るのは、そんな子供の心に答えているような気がしていた。

そしてさらに嬉しいのが、春になって根雪の解ける頃である。

あの頃の心を、私は今でも持っているだろうか。

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