睦月十五日の歌
光あれと宣りたる者は誰にあらず我が心なりこの暁に
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暖かくなるという天気予報が、ようやく本当になった。今朝は所用があって早起きしたのだが、起きるのに何の苦労もなかった。
夜明け前に家を出て、車を走らせているうちに朝日が射し昇ってきた。
普段は寝坊なもので、夕日の写真を撮ることはあっても、朝日の写真はあまり撮ったことがない。昇る日も沈む日も、同じようなものなのだろうが、朝日はとても大きく見える。こんなにも大きかったかと思う。
最初にちらりと一番上の部分の光が見えてきて、だんだんと全体が見え始めるので、どんどん大きくなるように感じるのだろうか。
まるで、「光あれ」 との宣りごとを口にしたのは、自分であるかのような、途方もない錯覚にとらわれそうだ。
知人のご母堂の通夜にも出席したので、朝の景色を詠んだにもかかわらず、更新は夜中になってしまった。
このサイトの歌を 「男らしくて力強い」 と評してくれる方があったので、お調子者の私は、つい舞い上がって、こんな向こう見ずな歌を詠んでしまったのだった。
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