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2006年2月10日

如月十日の歌

初午に寺の稲荷に詣でたり現世利益も仏の慈悲か

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今日は赤坂方面に所用があり、昼前から出かけた。駅に向かう車中、カーラジオが 「今日は初午の日」 と告げている。

ああ、そうだったか。ならばちょうどいい。赤坂見附で途中下車して、豊川稲荷にお参りしよう。「初午」 と言ったら 「お稲荷さん」 とくるのが、正しい日本人ではないか。

和銅四年(七一一年)の 「如月初午の日」 に稲荷の神様が伏見の地に降臨したという言い伝えから二月の最初の午の日は、お稲荷さんの日なのだ。

というわけで、豊川稲荷である。実は、ここは初めて参拝する。

入ったときからどうも、神社とは雰囲気が違う。鳥居もないし、お社も 「拝殿」 という感じではない。どうも 「本堂」 といった感じ。「ご自由におあがりください」 と書いてあるので、これ幸いと入り込むと、中で 「商売繁盛、家内安全、学業成就、交通安全 ・・・」 と、思いっきり現世利益を唱えておられるのは、神主さんではなく、坊さんたちである。

知らなかった。お稲荷さんというから、神社だとばかり思っていたのだが、曹洞宗圓福山妙厳寺というれっきとした禅宗のお寺さんだったのだ。お寺さんがお稲荷さんを祀っているのである。

しまった、さっき、つい拍手を打ってお参りしちゃったじゃないか。何が 「正しい日本人」 だ。いや、私だけじゃない、他の人たちもみんな、拍手打っていたぞ。

というわけで、これからは気をつけよう。

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