弥生七日の歌
降りつける夜明けの雨と思ひしに春嵐に揺れる棕櫚の葉の音
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夜明け前からひっきりなしに聞こえていたパラパラという音は、雨の降りつける音かとばかり思っていたのだが、ベッドから出て外を見ると、路面は乾いている。
パラパラいう音は、我が家の庭の棕櫚の葉が、強風に煽られて立てているのだった。今日は朝から都内に用があるので、横殴りの雨でなくて、まずは安心。
「二月は光の春、三月は風の春」 といわれるが、本当に風は強い。しかし、その風も身を切るような冷たさではない。
天気図を見ると、高気圧に覆われて日本中がいい天気のはずなのに、関東だけは東からの風が入って、雲が多くなっているという。ということは、冬型とは逆だから、日本海側は、天気がいいはずだ。
庄内 Cam の画像を見ると、雲ひとつない青空を背景に、鳥海山がくっきりと見える。こんな日は、関東が曇っていてもうれしい。
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