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2006年3月16日

弥生十六日の歌

この里の春未だ浅し竹の葉の青々として日に輝けば

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060316

取手駅近くに駐車場を借りていて、そこまでは車で行くことが多い。

バスでは恐ろしく時間がかかる上に、取手駅発の終バスが10時半頃には出てしまうので、それ以後に戻ってくると、延々とタクシー待ちになる上に、深夜料金で 3000円近くになるので、あながち贅沢というわけでもない。

駐車場から駅までの道の途中に、小さな竹林がある。斜面に竹が生えているもので、斜面には、切った竹で土留めをした階段がついている。

竹の肌というのは、朝日を浴びるととても美しく輝くものだ。とくに、今頃の朝八時あたりの日差しは、斜面に沿って竹を照らすので、見事なものだ。

俳句には 「竹の秋」 という季語があって、それは春のことなのだというが、まだ竹の葉は青々としている。竹の秋には、まだ間があるようだ。ということは、「春まだ浅し」 ということだ。

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