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2006年3月27日

弥生二十七日の歌

春の田の高圧線は延び行きて入り日のもとに細く消えたり

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060327

とても暖かく天気のいい一日。午前中は風が強かったが、午後はそれもおさまった。

三日間の帰郷のうちにたまった細々とした仕事を片づけるうちに、あっという間に日が暮れた。明日からは三日連続で東京都内で仕事の予定。

彼岸が過ぎたので、日暮れが遅くなった。五時を過ぎても、まだ日が地平線より高いところにある。

田園地帯に張り巡らされた高圧線が、夕日をバックに思いの外に濃く黒々としたラインとして延びている。そのラインが、冬の間よりも柔らかいイメージになって、彼方に消えるように見える。

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