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2006年3月20日

弥生二十日の歌

梅の香を飛ばす風音聞く昼に蕎麦茹でる香の家に満ちたり

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060320

昨日から大変な風が吹き荒れているようだが、我が家の庭の梅の花は、散りもせずにきちんと開き続けている。咲いたばかりの花の力というのは、大したものだ。

桜でも、咲いた直後に強風が吹くと、「せっかく咲いた花が散ってしまわないか」 などと心配する人がいるが、咲いた直後はしっかりとしたもので、散らないのである。

そして一週間もすれば、風もないのに一斉に散る。

その点、梅というのは開花している時期が長い。そんなにはらはらしなくても済む。

今日は妻の友人が手打ち蕎麦を届けてくれたので、さっそく茹でていただいた。手打ち蕎麦は、湯に入れたときに強くかき混ぜると、ぼつぼつに切れてしまう。そっとほぐすように入れて、あとは湯の対流にまかせればいい。

対流がおきにくいほど、あまりたくさんのそばを入れてしまうと、蕎麦がなべの底にひっついてしまう。ほどほどの分量にしなければならない。

茨城の御前山あたりで穫れたとてもいい蕎麦粉を使っているとのことで、香りが高く、もちもちとした食感の、いい蕎麦だった。

ごちそうさま。

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コメント

お蕎麦を届けたよしだです。
ご馳走様は蕎麦粉をくれたおばちゃんに!
次回はあるかもしれませんし、無いかもしれません(笑)

投稿: よしだ | 2006年4月 1日 18時29分

よしださん:

コメントまでいただいて、ありがとうございます。

よしださんと、おばあちゃんの両方に、改めて
「ごちそうさま!」

投稿: tak | 2006年4月 1日 20時40分

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