弥生九日の歌
流れても廻りてもなほ進まざる時の淀みのガード下なり
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昨日はとても暖かったが、今朝辺りからはまた少し寒い。春は行ったりきたりしながら、結局は前に進んでいるようだ。
今日は一日中、神田にいる。昼食時に神田駅周辺をうろうろすると、この辺りは、一昔前のサラリーマンの街という風情だ。何となく新橋辺りと共通する。
ガード下は、何となく怪しげでさえある飲食店が連なり、その周りも狭い道の両側に飲み屋、鮨屋、薬屋、その他もろもろの小さな店がびっしりと並んでいる。
インテリジェント・ビルとか、複合商業施設とか、そういった流行の言葉にはまるで無縁の、のんきだが抜け目のない街である。
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