田の水の空を映して広がれば川は岸辺の花映し行く
========================
連休二日目。明日締め切りの原稿を一本抱えている。これを仕上げれば、連休後半は、なんとかのんびりできそうだ。
今日は天気がいい。この季節の天気の良さというのは、ぼんやりと霞んだ空を意味しているようだ。
冬の間の乾いた木枯らしが去り、風はほどよく水蒸気を含むようになる。世界に潤いが戻る。
小高い丘から眺めると、眼下に広がる田は水を張り、空を映している。空が目の上と足元にあり、その境目が地平線になる。
小川も水量を増し、岸辺の菜の花を映して流れている。この季節、日本は水の国になる。
コメント