卯月二十九日の歌
鳴き声で左に一羽右に二羽雲雀昇ると知る田舎道
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今日は 「昭和の日」 かと思ったら、それは来年からで、今年はまだ 「みどりの日」 なのだそうだ。
春の田舎道を散歩すると、世界は鳥の声に満ちている。とくに、せわしげなヒバリの声はひっきりなしに聞こえている。
声のする方に目を凝らせても、なかなか見つからないが、左に一羽、右に二羽、必死に羽ばたきながら上っているのが目に浮かぶようだ。
他の鳥ならば、いともあっさり、すぅっと上ってしまうような高度を、ヒバリは、小さな羽を一心不乱に動かしながら、こけつまろびつ (空中だから、それはないのだが、イメージとして) 上っていく。
あれでは、さぞ息が切れるだろうと思うのだが、それにしては、息長く鳴き続けているから、案外平気なのだろうか。よくまあ、あれだけ鳴きながら、バタバタと羽を動かせるものだ。
さぞかし腹が空くだろうというのは、余計なお世話だろうか。
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