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2006年4月26日

卯月二十六日の歌

菜の花の咲き誇る土手蜜蜂の羽音は常に耳をかすむる

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060426

花というのは、一年おきに休んだりするもののようだ。我が家の庭の梅は、昨年はとても綺麗にたくさんの花を付けたが、今年はほんの少し咲いただけで散ってしまった。

裏の土手の菜の花も、一昨年は土手を黄色に染めたが、昨年はそれほどでもなかった。はたして、今年は見事なものである。土手一面が黄色だ。

実は、菜の花というのは、綺麗だけれど、香りがあまりよくない。何というか、堆肥に似た臭いがする。なんだか、今年の菜の花はとくにその臭いが強いような気がする。

だから、菜の花の咲き誇る中を通り過ぎると、いかにも田舎に来たような臭いがする。私はこういうのは嫌いじゃないからほとんど気にならないが、知らない人が来たら、ちょっと驚くかも知れない。

ミツバチがこの花の色に誘われて、ブンブンと羽音を立てて飛んできている。これなんかも、蜂を怖がる人は恐れをなしてしまうかも知れない。

郊外の田園地帯に住むと、臭いや蜂と仲良くなれる。

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