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2006年4月12日

卯月十二日の歌

椋鳥は餌を啄みて顧みず草に連なる白玉の露

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060412

四月も中旬となれば、いつもの年ならもっとぽかぽかした日があってもいいのだが、今年は外出するのにコートやパーカが欠かせない。日が暮れると風が冷たくなってしまうからだ。

昨日からの雨が昼前に止んだが、相変わらずどんよりとしている。寒いというほどではないが、暖かいとはとても言えない。

それでも、土手の道には虫が出てきているらしく、それをついばむムクドリの群れが押し寄せている。あの、桜を花ごと落としてしまうムクドリである。君たち、近頃ちょっと増えすぎじゃないか。

土手の両斜面には、冬の間には見られなかった緑の草がびっしりと生えてきた。その草に、今まで降っていた雨が丸い水滴になってのっている。

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