卯月十五日の歌
川岸の小さき花のそれぞれの色は揺れをり風の音して
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昨夜から風が強まって、夜が明けてからも、常に風の音がゴウゴウと鳴っている。時には蒸気機関車の汽笛のように聞こえる。
今年の春はとにかく風が強い。しかも、南からではなく、北西や北東から冷たい風が吹くので、日射しは出るのだが、外を歩いてもあまり暖かくは感じない。
とはいいながら、庭や土手にいろいろの春の花が咲きそろってきた。菜の花、フキノトウ、ハコベ、ナズナ、ミモザなどなど。
そのほかにもいろいろな花があるのだが、なにしろ花の名前を知らないので、ここに挙げることができないのが残念だ。
毎年今頃になると、背の高くなるのが、ロケットというハーブだ。多分、妻が庭で育てたのが、周囲にも広がったのだろう。我が家の近くの土手にもちらほらと生えている。
小さな花が十文字になって、糸車のように見えることからこの名前が付いたという。
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