卯月十九日の歌
菜の花は土手の斜面に広がりて舞ひ飛ぶ蝶の白き点々
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今日から天気は下り坂と言われていた割には、それほどには崩れていない。
朝方は曇りがちで風も少し冷たかったが、午後からは時々陽も射してきて、風向きも少し変わり、暖かくなった。
ようやく、三日続けて暖かいという、春のような気のする陽気になった。
裏の土手に出てみると、菜の花がまた増えた。土手の斜面の黄色いパートが、どんどん広がっていく。
あたりを見ると、モンシロチョウが何匹もひらひらと舞っているのが見える。ただ、それを写真に収めるのは大変だ。こちらが近づいていくと、向こうも同じような距離を保つべく、さりげなく位置を変える。
遠くにいる蝶を写しても、写真になると、緑の中のほんの小さな白い点になるだけだ。そして、たまたま近くにきた蝶を写そうとしても、一瞬として同じところにとどまらず、ひらひらと動き続けるので、レンズで追うのは至難の業だ。
それを写すには、相当の時間を使って、たまたま運良く映る瞬間を待たなければならない。それでも、一昨年四月一日のログの写真 (参照) 程度のものだ。だから、今日は初めから諦めている。
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