卯月六日の歌
花吹雪舞ひ来たりては道の端の夜来の雨の跡を覆ひぬ
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今日は朝からいい天気だが、相変わらず風だけは強い。
取手競輪場の駐車場の桜がついに満開を過ぎて、花が盛大に散り始めている。今朝方通りかかったときには、強風に煽られて、まさに花吹雪である。
昨日の雨のせいで、道端に大きな水溜りができていて、そこに花びらがびっしりと浮かんでいる。
川面にびっしりと浮かぶ桜の花びらは 「花いかだ」 というが、こういうのは、なんと言うのだろう。やはり、「花いかだ」 でいいのだろうか。
今週は今日までびっしりと東京神田での仕事が入っていて、明日は自宅の仕事場にこもることになる。明日からは少し天気が下り坂になるらしい。
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コメント
私もこの情景と同じ場面を見て、心を動かしていましたが、
どうも、頭の中に和歌ツールが無くて、言葉がまとまりませんでした。
制約された57577の中に表現された言の葉に美しさが表れています。お気に入りに入れます。
投稿: 豊田恵子 | 2006年4月 7日 11時41分
実は、この歌読むには、時間がかかりました。
いろいろな要素をそぎ落として、ようやく三十一文字になりました。
ですから歌としては、言い足りないか、少しは完成度が高いかのどちらかです。
投稿: tak | 2006年4月 7日 21時02分