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2006年5月 4日

皐月四日の歌

風渡る田にさざ波の輝けば早苗の緑広がりて行く

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060504

ようやく春らしいいい陽気が続いている。ただし、案外風が強い。

その風もひんやりとしているので、日射しが強い割には、汗をかかずにすむ。

田植えが進んでいる。植えられた苗はまだ小さいので、遠くからはよく見えない。田んぼ一面がやや薄緑に見えるだけだ。

風のせいで、田の水面はひっきりなしにさざ波が立っていて、廻りの景色はきれいに映り込まない。風さえ穏やかなら、田んぼはまるで鏡のようになるのだが。

ただ、田や用水路の水に映る日は、輝きを増している。初夏も近い。

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コメント

写真がなくても、情景が浮かびます。
これも会心作ですね。

投稿: 順 | 2006年5月 7日 09時53分

順さん:

ありがとうございます。
近頃、歌を詠むのがちょっとスランプ気味でしたが、
少しずつ持ち直しつつあるようです。

投稿: tak | 2006年5月 7日 22時25分

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