下町の小路を抜くる初夏の風は霞む山肌に届きて吹くか
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今日は一日晴れ。貴重な洗濯日和のようだ。
神田の裏道を歩いていたら、面白いものを見つけた。鉢の植木にからまったた蔦の中に、自転車が埋没している。
初めは一輪車かと思ったが、近寄ってみると、蔦の向こう側に前輪が見える。真ん中部分はすっかり蔦に覆われている。
これは、どういうことなんだろう。オブジェとして展示してあるのか、はたまた、究極の盗難防止策か。
暑くも寒くもなく、頬に当たる風が心地よい。
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