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2006年5月 7日

皐月七日の歌

行く川と雲とを分くる人の世にこの夏もまた草は萌え出づ

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060507

今日は、世間的には大型連休最終日ということだが、私としては、別に連休でもなんでもなく、三日と四日以外は、あちこち仕事で走り回っていた。

しかし、今日は掛け値なしの休日。どこにも出かけず、休養にあてた。今月はかなりハードスケジュールが待っているので、月初めから疲れをためるわけにいかない。

周囲の田んぼは、かなり田植えが進んで、遠くから見ると、ぼんやりと若草色に霞んでいる。しかし、今日は案外ひんやりとした日で、雨が降ったり止んだりしていた。

小貝川の堰は、水を満々と湛え、さざ波が立っているが、空の雲はゆったりとした陰影を見せる。

空に昇って見れば、雲の表面はさざ波で、下界の水の陰影はゆったりとしているだろうか。

なお、立夏を過ぎたので 「この夏」 と詠ませてもらった。

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