水無月一日の歌
久方の日は夏空の奥深き彼方より来て萌ゆる青草
今日から六月。とはいえ、旧暦ではまだ皐月の六日になったばかりである。
おいおい梅雨入りするだろうが、だから、旧暦では梅雨は皐月 (五月) の天気なのだ。
そして、「五月晴れ」 という言葉の元々の意味は、五月雨 (梅雨の雨) の合間のつかの間の晴れ間ということなのだが、現在では、新暦五月のさわやかな晴天という意味に転化してしまっている。
しかしながら、今年の五月は、気持ちのいい晴天が滅多に見られなくて、まるで、本来の意味の五月晴れのように、つかの間の晴れ間がちょこちょこ現れているうちに、六月になってしまった。
そして、梅雨入りしたら、本当の意味の五月晴れが現れることになる。日本の季節感というのは新暦には合わないので、どうにもややこしい。
今日はすっきりとした晴天。予報では真夏日になるといっていた。明日も晴れるようだ。ようやく天気が安定してきたのかと思っているうちに、今度は梅雨になってしまうのだろう。
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コメント
私も、新暦はぴったり来ないと思っていました。
投稿: 順 | 2006年6月 3日 18時54分
順さん:
>私も、新暦はぴったり来ないと思っていました。
そうですよね。こればっかりは。
投稿: tak | 2006年6月 3日 22時27分