水無月二十六日の歌
自らと向かひ合ひたきものの下に水は溜りて世界を映す
昨日までは、梅雨とはいいながら、あまり雨が降りそうな気がしない天気だったが、夜のうちから降り始めたらしく、朝には雨が降っていた。
道には久し振りで景色が映るほどの水溜りができている。
ところが、取手駅に向かう頃には傘はささなくてもいいほどの小降りになった。神田駅を降りたときにも、傘をさす人とささない人が、半々ぐらいの割合になっていて、昼ごろには止んでしまった。
私はこの程度の降りでは傘はささない。多少濡れても、体というのは体温があるから、すぐに乾く。かえって、濡れてしまった傘の方が乾きにくいなどと、屁理屈を言っている。
空を見ればいつまた降り出してもおかしくない気がするのだが、降りそうで降らない。多少降ったとしても、傘はささない。折り畳み傘を持ってはいるのだが、ささずに済みそうである。
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